遊龍の秋 2019年 木綿布、墨、藍、型染/パネル 1550mm×1450mm 改組 新 第6回 日展 京都西山にある善峰寺の「遊龍の松」が、その枝を伸ばし伸ばして限りなく宙に向かっています。覗き込めば樹を支える枝の見事なまでの縁の下の力持ち、神輿の担ぎ手の様な力強さ、その形の面白さに引き込まれていきます。2種類の松の枝の型を繰り返し、藍濃淡を積み重ねる事で、松の歴史と生命力、大きさを表現しています。