光る瀬戸波 2016年 木綿布、墨、藍、型染/二曲屏風 1740×1740mm 第39回日本新工芸展 岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋を、電車が音を立てて走り抜けていきます。眼下には、ゆったりと行き交う静かな海、陽の光がキラキラと波間に遊びます。急いで行かねばと思う人と、美しい陽の光だとゆっくり眺める自分とが、同じ時間の過ごし方の差が面白いものだと思いつつ、波の光り動く様を見続けて創意を感じました。型染技法と藍濃淡により、制作しています。